もくじ
1.Soprano Saxophone
①H.SELMER SERIEⅢ Jubilee
②H.SELMER SERIEⅢ
③J.KEILWERTH ST90 SeriseⅢ
2.Alto Saxophone
①H.SELMER SERIEⅢ Jubilee
②H.SELMER Super Action SERIEⅡ
③H.SELMER SERIEⅢ
④YAMAHA YAS-82ZWS
⑤Vibrato Sax A1 SeriseⅢ
⑥H.SELMER Super Action SERIEⅡ
⑦YAMAHA YAS-61
3.Tenor Saxophone
①H.SELMER MarkⅦ
②H.SELMER SERIEⅢ Jubilee
③YAMAHA YTS-82Z
4.Baritone Saxophone
①YANAGISAWA B-991R
②YAMAHA YBS-41
実は3人とも本職がアルトなので、アルトだけやたら多い。
メインで使用している楽器の詳しいセッティングなどはこちらに記載してます。
2014年生まれ
使用者:コマツ
息がスムーズに入り、高音もコントロールし易い。
ネックはプラチナメッキで、音抜けがとても良い。
指を置く貝が少しピンクがかっていて、かわいい感じになっているが、コマツはそこがあまりお気に召さない。
2005年生まれ
使用者:キムラ
ネックを銀製、親指を置くサムレストとサムフックを木製(黒檀、メイプル)にしたことで、柔らかく、密度の高い音色と音圧を実現。
ただ、吹奏感がすこぶる重く、吹くのにパワーが必要。
音色はとても気に入っている。
ジャズセッティングでは、アンラッカーのストレートネックを使用している。
こちらはだいぶ吹き込み易い。
年齢不詳
使用者:サトウ
クラシック系奏者としては珍しいカイルを使用。
ネックはYanagisawaの総銀。
これにより音が厚く、温かみがある。
Yanagisawaとカイルはネックの口径が違ったが、お世話になっているリペアマンに調整してもらった。
2014年生まれ
使用者:コマツ
プラチナメッキのネックを使用。
音圧と音抜けがオリジナルのネックと比べて格段に良くなっている。
ゴールドプレートのネックに比べて少しブライトな音色で、音の輪郭のはっきりし、ハリがある。
こちらも指を置く貝がピンク色で、コマツはやっぱり気に入らない。
使用者:コマツ
コマツがSERIEⅢ Jubileeを入手するまで、長年愛用していた楽器。
SERIEⅡらしい、力強く、深みのある音色。
ゴールドプレートのネックには、彫刻が施されている。
ハイバッフルのメタルマウスピースでも音が暴れず、ちゃんと支えてくれる安心感がある。
包容力のある子です。
2000年生まれ
使用者:キムラ
ネックが総銀製なので、温かみのある厚い音色が出せる。
親指を置く、サムフックとサムレストは木製(黒檀)素材のものに変え、U字管の繋ぎ目をハンダ付けしたので、楽器のパワーがものすごい。
マイク乗りが良く、フュージョンやロックバンドでの演奏で重宝している。
半面、楽器を鳴らすが大変で、疲れてる時は音圧の衰え方が著しい。‥らしい。
元気な時用の楽器です。
ただ、あまり元気な時がないのがつらい。
2015年生まれ
使用者:キムラ
YAMAHAと石森管楽器の共同開発モデル。
見た目どおり、味のあるダークな音色。
ネックは石森管楽器のオリジナルと、YAMAHAベースのものとの2本ある。YAMAHA特有の繊細で美しい音色に一味深みが加り、ジャズだけでなく、クラシックでも素敵な個性を発揮できそう。
息が音になる効率が良く、とても楽に吹ける。
音程が驚愕するほど良い点は、さすが日本製といったところ。
2013年生まれ
使用者:キムラ
話題のポリカーボネート製サックス
借り物です。
とにかく軽い!小指で持てる。
普通の金属製に比べると、音色の深みは全くないが、枯れた感じの音と捉えれば、それはそれで味がある。
音程は取りにくいが、口で調整できる範囲
とても良くできている。
残念だがクラシックでは使えそうにない。
1999年生まれ
使用者:サトウ
ネックはSERIEⅢのネックを使用することで、反応と音抜けがオリジナルより良くなっている。
ゴールドプレートは煌びやか、サテンのネックは落ち着いた音色。
サトウが長年愛用している楽器。
ちなみに、いろいろ試してみたところ、同じSERIEⅢでも、Jubileeになる前と後ではネックの長さが違うことが判明。
Jubileeのネックをこの楽器に付けると、音程が取りにくい。
年齢不詳
使用者:サトウ
現行のYAMAHAの最高機種、8番代が登場する前に最高機種、プロモデルとして販売されていたのがこの61である。
現行の8番代と比べて遜色なく、YAMAHA特有の艶やかできれいな音色が健在。
長年吹き込まれているため、非常に鳴りやすく、メインの楽器として使っても全く問題ない。
この楽器はジャンク品として1万円で購入。
こういった宝物が、まだまだたくさん埋もれてそう。
1979年生まれ
使用者:キムラ
ネックはフィルバロンの銀メッキを使用。
音色は厚く、音圧がオリジナルのネックよりも向上している。
ただし、楽器全体の鳴り方の均一性は感はやはりオリジナルのネックの方が良かった。
サムレストはラバー製、フックは木製(黒檀+メイプル)に変え、管の鳴り方を調整し、本体のU字部分のつなぎ目をハンダ付けして、管の振動ロスを可能な限り少なくしている。
効率良く鳴り、大変気に入っている。
リペアマン曰く「良い感じのバズーカ」とのこと。
2015年生まれ
使用者:サトウ
艶やかで柔らかい音色
Jubileeになる前のSERIEⅡとは異なった印象を受ける。
前SERIEⅡよりも、吹奏感が軽く息の音になる効率が良くなっているように思う。
まだ新しい楽器なので、今後の鳴りの変化に期待大
この楽器では、下記のフィルバロンのネックも使用している。
リペアマンにセルマーとヤマハ両方に使えるハイブリット仕様に調整してもらった。
2007年生まれ
使用者:サトウ
ネックはフィルバロンのコパーメッキを使用。
オリジナルのネックと比べて音が厚く、柔らかい。
2011年生まれ
使用者:サトウ
セルマーほど吹奏感が重くなく、息が音になる効率がとても良い。
ネックはブロンズブラス製の銀メッキのため、音色に温かみがある。
右手親指をかけるサムフックは、木製で、貴重なブラジリアンローズを使用している。
年齢不詳
使用者:キムラ
借り物の楽器。
音の厚みはヤマハの上位機種やセルマー、ヤナギサワに一歩譲るものの、軽い吹奏感と鳴り方はかなり気に入っている。
以前、プラチナメッキのネックをこの楽器で試奏したところ、吹奏感を損なわず、上記機種に負けない音圧となった。
メッキかけたいけど、借り物だからできないジレンマ。